米国スタンフォード大学病理部門提供。さまざまな病気に対する、病理組織学的な診断基準がばっちり概説されています。
紹介者(担当I)はこのサイトを、URLを雑に読んで「サーグパスクライテリア」と呼んでいましたが、正式名称も大して変わりませんね!
試しにいろいろな病気の「診断基準」とやらをチェックしてみるとおもしろいです。ここに書かれているのは、「AとBとCを満たしたからあの病気」みたいなマルバツ方式のチェックリストではなく、きちんと重み付けがされ、重要な所見からマイナーな所見までがきれいに整理された、セシル内科学的なお役立ちリストです。すごく頭のいい人が作ったノート、という感じ。
スタンフォード大学の得意な症例が載っている、ということらしく、たとえば肝臓や子宮・卵巣など取り扱われていない臓器はあります。また、写真がなく文字だけのサイトですので限界もあります。
それでも、こういうサイトを覚えておくと、出張病理診断の際などにふと思い立って検索する場所の候補が増えます。おすすめです。
(担当I)
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