ちょっとひねった話です。日本病理学会には全国各地に支部があります。そのうち、「北海道支部」は、単独の都道府県で運営されている唯一の支部です(まあそうっすよね)。
10年前くらいに概況をみたところ、そのときは確か病理専門医の数が「100人」だったと記憶しています。しかも半分くらいが60歳以上でした。病理医が少ないというイメージはそのときはっきりと脳に焼き付きました。
ところが先ほどたまたま北海道支部のホームページを覗いていたところ……。
病理専門医数が「113名」。増えてる! しかも1割くらい増えてる!
病理専門医がこれほどはっきりと「増加している」というのを実感したのははじめてです。うれしいな。
おまけですけれど、「雑な統計家」の中では、「北海道はだいたい全国統計の20分の1の数字をはじき出す」というのが有名です。全国にいる病理専門医の数は2018年5月現在、2383名とのこと。やっぱりだいたい北海道の20倍くらいです。この法則けっこうあてになるなあ、と思っています。(担当S)
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